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32高校生の時の献血でB型肝炎であることがわかり、無症候性キャリアで給付金が認められた事例
感染から相談までの経緯高校生のときの献血でB型肝炎であることが判明
高校生のときに献血を行なったところ、B型肝炎だと知りました。その後、社会人になり、職場の健康診断のときにも「B型肝炎のキャリアですね」と言われたことがありました。
その後は、職場の健康診断を受けていましたが、退職したあとは、あまり検査はしていませんでしたが、人間ドックを受けたときに、B型肝炎を改めて指摘されたことから、自分も手続きの対象になるかもしれないと思い、ホームワンに相談することにしました。
相談内容母親がB型肝炎であることを疑わせる記載あり
ご本人が通院していた医療機関は、弁護士からの医療照会ができないところだったため、ご本人に協力してもらい、医療記録の取り寄せを依頼しました。その資料から持続感染であることと高校時代にB型肝炎であると指摘された事実が記録されていることが確認できました。
一方、その医療記録には、「母親:B型肝炎」と記述されていることがわかりました。そのことをご本人に伝えたところ、ご本人には母親がB型肝炎に罹患しているという認識はなかったことから、当然、申告した事実もなく、なぜそのような記述があるのか、全く見当がつかないとのことでした。しかし、母親はすでに他界しており、血液検査を行なうことができず、また医療記録にその記述が残っている以上、この時点では母子感染の可能性もありましたが、生前の母親の医療記録の開示請求を含め、依頼を受けることにしました。
ホームワンの対応と結果他の資料から母子感染の可能性がないことが分かる
ご依頼後は、ご本人の母子手帳原本を提出してもらい、集団予防接種等を受けたことを確認しました。
問題となっていた母子感染の可能性については、母親が生前に入院していた病院に医療照会をしたところ、当時、B型肝炎の検査を受けており、その結果、陰性であることがわかり、母子感染ではないことを明らかにすることができました。
その後、健在である父親にも検査を受けてもらい、陰性が確認できたため、無症候性キャリアとして提訴し、無事に和解することができました。