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弁護士紹介
代表弁護士
山田冬樹(やまだふゆき)
弁護士/東京弁護士会所属
ごあいさつ
平成最後の年に還暦を迎えました。還暦とは干支(十干十二支)が一巡し誕生年の干支に還ることを言います。一巡して元にもどったわけですが、さらに60年、新しい分野にも挑戦し続けていきたいと思います。
一般事件で相談の大部分を占めるのが、相続・離婚・交通事故・借金問題です。当事務所ではそれぞれ専門チームを立ち上げ、事務員・弁護士が一体となって、切磋琢磨する環境作りを心がけています。
経歴
1959年 東京都出身
1985年 早稲田大学法学部卒業
1987年 弁護士登録(東京弁護士会所属)
注力分野
債務整理 ホームワン債務整理専門サイト
相続 ホームワン相続・遺産分割専門サイト
離婚 ホームワン離婚専門サイト
B型肝炎 ホームワンB型肝炎給付金専門サイト
委員歴
過去に所属していた委員会
東京弁護士会子どもの人権と少年法に関する特別委員会
東京弁護士会労働法制特別委員会
講演歴
・セクハラ・パワハラ・メンヘル~厚労省の労災認定新基準を中心に~ A業界団体様
・障害者虐待防止法 障害福祉法人K会様
・早わかり相続 D生命保険様
・永続企業を目指して~円滑な事業承継のポイント D生命保険様
・マンション管理費問題セミナー「滞納問題の現状と初期対応」 D社様
・個人情報保護について T市PTA連絡協議会
・コンプライアンス研修 E社様
・下請法の基礎知識 E社様
ひとこと
趣味は歴史です。子どもの頃から大河ドラマが大好きで、毎週日曜の夜が楽しみで、いつも父と並んで見ていました。最近は、ドラマの中で、この人物とか、この事件はどう描かれるのだろう、といった点も楽しみです。以前は、歴史関係の本というと、小説が中心でしたが、最近は当時の紀行文にも興味が移っています。こういった本を読むと、当時の空気が伝わってくるような気がして、そこに身を置いたような気持になることができます。そのため、城廻りも好きで、東北、甲信越、関東の名城はほとんど回っています。山城の場合、自然も同時に楽しめますし、地方の郷土料理を味わうことができるのも、こうした旅の醍醐味です。
弁護士の役割とは
困難に直面した人たちに接して
弁護士は、医者にたとえられることがありますが、困難に直面した人たちにとっては、まさに生死を分けるような場面で、弁護士の元へご相談に来られます。実際、弁護士の対応によって依頼者の人生が大きく変わることがあります。例えば、損害を被った依頼者には、失ったものを取り戻せないままの状態で、いつまでも気持ちの整理がつかない方がいます。裏を返せば、弁護士の力で失ったものを取り戻せると、その後の人生が充実したものに変わります。依頼者が不利な立場であることも多く、そうした場合でも、いかにマイナスを減らすかなど、弁護士として最善の結果を目指さなくてはいけません。人生の展開点に立っている依頼者の「その後」を想像しながら、依頼者にとって「プラス」になるよう努力することが、弁護士の重要な役割だと思います。
債務問題で心がけていること
借金問題を解決して、人生を豊かに
よく「まだ支払いも遅れていないし、返せているから大丈夫。苦しくなったら弁護士に相談しよう」と考えている方がいます。しかし、お話を伺うと、借入枠もいっぱいになって、ここ数年借金が減らないという方が多いです。確かに返済はできていても、返済により借入枠に余裕があると、また借りてしまうため、借金が減らないのです。
こうした方の中で「苦しくなったら弁護士に相談しよう」と考えている方が多いのですが、あまりいい考えとは言えません。債務整理は、ある程度返済の余裕がないとできないのです。非常にざっくりした言い方をすれば、今ある借り入れ等の負債を50で割った金額を4年間払えないと、債務整理はできません。例えば、負債が300万円ある人は、50で割った6万円を4年間払えないと、債務整理は難しいのです。
仮に、57歳で定年まで3年しかないとなると、債務整理は難しいかもしれません。債務整理の決断は50代前半にすることをお勧めします。
数十年にわたって借金生活を続けている方の中には「これまで頑張って払ってきたのに、ここで債務整理に頼ったら、今まで苦しんできた人生はなんだったんだ」と考えてしまい、債務整理が遅れてしまう人もいます。しかし、過去にとらわれず、将来を見据えた決断をした方がいいでしょう。
ただ、債務整理が難しければ、自己破産、個人再生という裁判手続によって解決することも可能です。破産は、資産を処分して、借金をゼロにする方法です。個人再生は、資産はそのまま手元に置き、借金を5分の1にしてもらい(但し最低でも100万円は払う必要はあります)、それを3年か5年で返していくやり方です。ただ、妻や夫に打ち明ければ何とかなるかもしれないが、秘密にしているので返済が厳しいといった場合は、裁判所も破産、個人再生を認めてくれないので、注意が必要です。
借金で苦しんでいる方は、思い切って相談いただき、残りの人生を豊かに生きていただきたいと思います。
B型肝炎給付金請求で心がけていること
手続きの伴走者として
肝臓の病気の怖さは、自覚症状が無く、なかなか病気に気が付きにくい点にあります。そのため、肝臓は沈黙の臓器とも言われています。血液検査で、AST(GOT)とかALT(GPT)という肝機能の様子を示す数値が高いことで、初めて肝臓が悪いことに気付きます。
AST、ALTの数値が高い人は、症状が出ないからといって安心せず、ウイルス検査を受けることをお勧めします。肝炎ウイルスの多くはB型かC型ですが、もしB型肝炎ウイルスに感染していた場合、国から給付金が貰える可能性があります。B型肝炎ウイルスというのは、7歳以上の人がかかっても、体の免疫作用によりウイルスはすぐになくなります。B型肝炎ウイルスが体に残った状態が続いている場合、それはまだ免疫が十分できていない6歳以下のときに感染したことになります。B型肝炎ウイルスは血液や体液を通してしか感染しませんから、6歳未満の子どもが感染するとしたら、母子感染か集団予防接種による感染のどちらかしかありません。もし、お母さんに血液検査してもらい、B型肝炎ウイルスが血液から出てこなければ、集団予防接種によって感染した可能性が非常に高く、そうなれば最大3600万円の給付金が支給されます。お母さんがご存命でなければ、お母さんの兄、姉の血液検査でB型肝炎ウイルスが陰性の場合には、お母さんは感染していなかっただろうと推測されるため、給付金の支給が可能になってきます。
ただ、集団予防接種が始まった時期、感染予防が不十分だった時期に幼少期を過ごしていないと、給付金の対象とならないため、申請できるのは出生日が1941(昭和16)年7月2日から1988(昭和63)年1月27日までの方に限られます。お母さんがこの時期に生まれ、お母さんのB型肝炎ウイルスがご自身に感染してしまった場合も給付金の対象となります。検査してみて、B型肝炎ウイルスに感染していることが分かったという方は、とりあえず、ホームワンにご相談ください。