総量規制の影響で69%が借り入れできず、2%がヤミ金へ

2010年11月25日
弁護士法人 法律事務所ホームワン

改正貸金業法の完全施行日以降の状況について総量規制に該当する借入利用者に対して調査(日本貸金業協会が8月26日から9月17日にかけて、総量規制該当者1000人)した結果が、19日に発表されました。それによると69%が、借り入れを諦めたり、希望通りの借り入れができなかったことがわかりました。
その中の大多数が日常生活を維持するための借り入れであると答え、さらに2.1%が違法なヤミ金業者をすでに利用し、もしも今後生活が困窮してしまった際には20%が「ヤミ金を利用する可能性がある」と回答しています。

法律事務所ホームワンでは、今後もお客様への情報提供に努めてまいります。

※参照ニュース
2010年11月19日 時事ドットコム
「借り入れ困難者の2%がヤミ金へ=改正貸金業法6月施行で」

2010年11月19日 msn産経ニュース
「総量規制で7割が借り入れできず「ヤミ金使う可能性」も20%」

※関連資料
日本貸金業協会
「貸金業法の完全施行後の影響等に関するアンケート調査」報告(PDFが開きます)