貸金業者・前年比4割減。中小零細の倒産続々

2010年11月04日
弁護士法人 法律事務所ホームワン

今年6月に、総量規制を柱とした改正貸金業法が完全施行され、個人の消費者には「お金を借りにくくなった・制限ができた・断られた」などの波紋が広がっています。その一方で、これまで高金利で収益を上げていた金融業者も、新規や追加の融資が困難になり廃業や倒産を迫られています。

金融庁によると全国の貸金業者の数は2948社(8月末時点)で、前年同月比41.7%減。1986年のピーク時には、4万7504社に達した貸金業者数が当時の約16分の1まで急減。借り手が払いすぎた利息を返す「過払い金」の返還も、中小の零細業者を中心に、経営の重荷となっているようです。

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※参照ニュース
2010年11月1日 asahi.com
「貸金業者、前年比4割減 法改正で中小零細の倒産続々」