改正貸金業法の完全施行、「借り手の目線に立った10の方策」を公表=金融庁

2010年05月25日
弁護士法人 法律事務所ホームワン

6月18日に完全施行される改正貸金業法をめぐり、金融庁の貸金業制度に関するプロジェクトチーム(PT=大塚耕平金融担当副大臣)がまとめた「借り手の目線に立った10の方策」が金融庁のホームページで公表されています。

■借り手の目線に立った10の方策

(1)総量規制に該当する者の借入残高を、段階的に減らすための借り換えを推進
(2)個人事業者が提出する事業計画などを簡素化
(3)個人事業者の安定的な「事業所得」を「総量規制」における「年収」として算入
(4)総量規制の「例外」と「適用除外」の分類の再検討
(5)貸金業者の事務手続きの円滑化を図るための措置の検討
(6)健全な消費者金融市場の形成
(7)多重債務者等の生活再建・事業再生のための多様なセーフティーネットの充実・強化
(8)多重債務者に対するカウンセリング・相談のさらなる改善・強化
(9)ヤミ金融対策の強化
(10)改正貸金業法等の広報活動

参照
金融庁ホームページ
借り手の目線に立った10の方策(PDFが開きます)

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