文化放送『くにまるジャパン 極』に中原俊明代表弁護士が出演/509回テーマ 「相続」編

2019年01月07日
弁護士法人 法律事務所ホームワン

代表の中原です。
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

元旦の日、『くにまるジャパン 極』では、「相続」をテーマにお話ししてきました。お正月は家族や親戚が集まって、楽しいひと時を過ごされる方も多いと思いますが、そんな時にこそ相続について話し合う機会になればと思います。

と言うのも、特に相続手続をすることなく、そのままにしているという方が、決して珍しいケースではないからです。相続手続をせずに時間が経過すると、その間に遺産が減ったり、相続人自身が亡くなると、新たな相続が発生して、孫や甥っ子姪っ子いとこなど相続人が増えて・・・、というふうに話が複雑になってしまいます。

相続手続は、まず、誰が相続人かという相続人の調査と、どれくらい財産があるかという財産調査をすることからスタートします。相続人の調査では戸籍を集めたり、財産調査では不動産の価値を調べたり、預金残高や株式の有無などを調べます。ホームワンにご依頼いただければ、集めた資料から、「相続人関係図」や「財産目録一覧」といった一見してわかりやすい書類をお作りします。もし、音信不通の相続人がいる場合には、戸籍をたどるなどして、その方を探し出し、遺産分割協議に応じるように呼びかけることもできます。

続いて、相続人全員で誰が何を相続するかを話し合う「遺産分割協議」を行います。これは、必ずしも一箇所に集まる必要はなく、遠方の人は「遺産分割協議書」を郵送して、署名捺印して送り返してもらうという方法で問題ありません。ただ、「相続人全員」の署名が必要ですのでご注意ください。

もし折り合いがつかない場合は、弁護士を入れて協議するという選択肢もあります。昨年は、約40年ぶりに相続法の改正がありましたし、もし調停や審判などの裁判手続が必要な場合などにも、弁護士であれば、最新の法律に基づいた判断はもちろんですが、様々な相続手続を取り扱っていますから、多角的にサポートすることができます。

日頃から相続について話し合うことが大事なのは言うまでもないことですが、もし相続で「何から手をつけたらいいのかわからない」「遺産分割の協議がまとまらない」「遺産の取り分に納得できない」などお困りのことがあれば、弁護士に相談するのが得策ではないでしょうか。

【出演情報】
◇日時
 毎週火曜 9:45~
◇放送局
 文化放送(関東エリア)
◇番組名
 『くにまるジャパン 極』
◇コーナー名
 「得々情報 暮らしインフォメーション ホームワン法律相談室」
◇509回テーマ
 「相続」
◇出演
 番組MC 野村邦丸さん
 番組パーソナリティ 鈴木純子さん
 法律事務所ホームワン 中原俊明 代表弁護士