「借金返済に使う」 図書カード詐取事件 北電元課長供述
2012年02月02日
弁護士法人 法律事務所ホームワン
北海道電力泊原発3号機のプルサーマル計画で住民対策に使うと偽って図書カードをだまし取った詐欺事件で、逮捕された北電企画部元課長が「消費者金融などに1千万円以上の借金があり、図書カードを換金して返済などに充てた」と供述していることが28日、札幌中央署への取材で分かった。同容疑者は約3年間で計約1億3千万円分のカードなどを入手しており、同署はうち約2900万円が未払いとなったとみて調べている。
同容疑者は2008年3月から、札幌市中央区の百貨店「札幌丸井三越」で図書カードやビール券を「プルサーマル計画の地域住民への説明会で配りたい」と偽り翌月払いで入手。月当たりの代金は当初の十数万円程度から次第に増え、昨年3月には11回で計約2300万円に上った。
引用
北海道新聞 2012年1月29日
「「借金返済に使う」 図書カード詐取事件 北電元課長供述」