≪注目メモ≫三井住友FGとプロミス、平成24年4月1日を効力発生日とする株式交換契約を締結

2011年12月27日
弁護士法人 法律事務所ホームワン

三井住友フィナンシャルグループ(MSFG)によるプロミスの完全子会社化に向け、三井住友銀行が、子会社であるプロミス株の公開買付(TOB)を、本年10月18日から行っていたが、11月30日付で同買付を終了した。三井住友銀行以外の株主の92.04%(少数株主応募比率)がTOBに応じたという。
現在三井住友銀行が保有するプロミス株、プロミスが有する自社株は、株式交換によりMSFGに集約される。TOBに応じなかった株主には、SMFGを株式交換完全親会社、プロミスを株式交換完全子会社とする株式交換が行われる。すなわち、SMFGの完全子会社化を進めるため、プロミスの株主が所有するプロミス株はSMFGの株に交換される。
株式交換は、平成24年4月頃を目途に行われる予定だという。交換比率は今回のTOB価格を基準に決められる。SMFGが9割以上の株式を保有するため、会社法784条1項に従い、プロミスの株主総会は不要となる。(12月1日)   

(代表弁護士:山田冬樹)

※参考
プロミス株式会社 12月1日発行ニュースリリース
「親会社の異動並びに第三者割当による新株式発行に関する割当先の決定及び主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ 」

※続報
「三井住友FGとプロミス、平成24年4月1日を効力発生日とする株式交換契約を締結」