過払い金返還訴訟:最高裁が弁論 高裁判決見直しか

2011年08月09日
弁護士法人 法律事務所ホームワン

消費者金融業者が債務者に過払い金を返還する際、年利5%の利息を支払うべきかどうかが争われた2件の訴訟の上告審で、最高裁第1小法廷(宮川光治裁判長)は、11月10日に弁論を開くことを決めた。書面審理が中心の最高裁が弁論を開くことから、「業者は返還の際、利息まで支払う必要はない」とした2件の高裁判決が見直される可能性が出てきた。債務者側に有利な判断をすれば、全国の同種訴訟に影響を与えそうだ。

※参照ニュース
2011年8月6日 毎日新聞
「過払い金返還訴訟:最高裁が弁論 高裁判決見直しか」