キャッシングの融資額が大幅減

2011年04月12日
弁護士法人 法律事務所ホームワン

クレジットカード発行会社25社を対象としたクレジットカード動態調査(社団法人日本クレジット協会)の平成22年12月分の結果によると、ショッピングについては、平成21年8月以降17カ月連続で前年同月比が増加、キャッシングは平成18年8月以降53カ月連続で前年同月比が減少しています。
一方、日本貸金業協会は2月15日に貸金業界の月次統計資料を公表。平成22年12月度の消費者向無担保貸付の月間貸付額は1911億円、前年同月比で51.3%減、業態別では消費者金融業態で47.4%減、クレジット業態等で52.5%減と、平成22年6月度から大幅な減少。
昨年6月に完全施行となった改正貸金業法で導入された総量規制やグレーゾーン金利の廃止の影響が大きいとみられます。消費者保護を目的とした法規制が、想像以上の市場の縮小を招いているとのことです。

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※参照ニュース
2011年3月12日 MONEYzine
「キャッシングの融資額が大幅減 改正貸金業法の法規制後、市場縮小」