お客様からのご意見・ご指摘

貸金業者の任意和解提案に応じると回答したが、やはり納得できない

O.N様(仮名)

当事務所の対応

貸金業者からの和解提案は、本来、発生した過払金額よりも低い金額だったが、「任意和解ではこれ以上の回収は難しい」と言われ、貸金業者の和解案に応じると回答してしまった。 よく考えたら、十分な説明を受けずに回答してしまったため、和解金では納得できない。

お客様相談室より

貸金業者から和解提案があった場合は、お客様に書面で報告し、任意和解に応じるか、訴訟をするかご選択いただくことになります。

お客様には、弁護士から、ご理解いただける説明ができなかったことについて、お詫びをさせていただいた上で、依頼を受けていた貸金業者の現状と、任意和解と訴訟のメリットとデメリットを改めて説明させていただき、貸金業者の和解案に応じることの趣旨を御理解いただきました。

お客様には、当事務所の説明不足により、大変ご迷惑をおかけしました。 当事務所では、今回の件を受け、お客様に対して、状況説明等を行なう際に、お客様の立場になり、お客様に分かりやすく、御理解いただけるような説明を行なうように、改めて指導致しました。 現在、貸金業者の経営状況は、軒並み悪化しており、貸金業者によっては、過払金を大幅に減額してほしいと求めてくる会社もあります。当事務所では、貸金業者の経営状況や回収実績などを説明したうえで、お客様に貸金業者からの和解提案に応じるか、訴訟を希望するかを判断していただいております。 当事務所も、お客様により多くの過払金が回収できるよう、尽力しておりますが、貸金業者の経営悪化を踏まえ、お客様にはご理解いただけるよう、分かりやすい説明をするよう努めてまいりますので、ご不明な点がございましたら、お問い合わせいただきますよう、お願い致します。

※ 掲載しているご意見・ご指摘、当事務所の回答は掲載当時のものです。掲載後、運用など変更している場合があります。

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