企業法務コラム

【企業法務】厚生労働省、雇用調整助成金の申請手続きの一部を簡素化すると発表

雇用調整助成金ですが、申請が大変という声が多く上がりました。
4月中旬には簡素化され、作業量が半分以下になったと言われています。
それでも、経理担当者が悲鳴を上げていたようです。
社労士も完全にオーバーワーク状態で、顧問契約をしていないところからは受けられないという状況が現在も続いています。

特に平均賃金の計算が煩雑で、この部分で行き詰まっている会社が多いようです。厚労大臣が言っているように、1ヶ月を切る形での給付は現状無理ですが、数ヶ月でというところまでは来ているようです。

厚生労働省は6日、雇用調整助成金の申請手続きの一部を簡素化すると発表しました。
小規模企業には助成額を算定する際の平均賃金の計算を免除し、実際に支払った休業手当で済ませられるようにする。おおむね従業員20人以下の企業が対象だそうです。
現在はまだ準備中のようですが、オンライン申請も可能になるようです。

2020年05月07日
法律事務所ホームワン