企業法務コラム

消費者庁、インターネット上の広告表示を調査する消費者モニターを募集

消費者庁が、現在、電子商取引表示調査員というのを募集している。景品表示法違反を摘発するため、インターネット上の広告表示を調査して報告する消費者モニターだ。
募集要項の概要は以下の通り。

【仕事内容】
不当表示についての報告(専用の報告用のサイトを利用)
研修会への出席(年1~2回(平日、2~3時間程度を予定)
アンケ-ト調査
消費者庁表示対策課が依頼する調査等の協力
【募集人数】
関東甲信越地区で50名
【任期】
平成25年4月1日から平成26年3月末(1年間)
【応募締切】
平成25年3月18日(月)(消印有効)
http://www.caa.go.jp/representation/keihyo/b_to_c/b_to_c.html#m03

(評)
同制度は景品表示法が消費者庁に移管される前の公正取引委員会時代から行われている。古いデータで恐縮だが、平成19年度は、電子商取引調査員から942件のインターネット上の広告表示について、問題となるおそれがあるとの報告があった。

法律事務所ホームワン 代表弁護士 山田冬樹

2013年03月01日
法律事務所ホームワン