企業法務コラム

中国の銀聯カード加盟店開拓が進む

クレジットカード大手各社は、中国の「銀聯カード」で決済できる加盟店の開拓を進めている。各社は銀聯と業務提携しており、来日した中国人観光客の消費需要を取り込む。地方でも加盟を募り、現在の6万店を、2014年半ばまでに15万店に増やす計画。銀聯は、現在国内カード各社7社と提携しており、各社合計の加盟店数は今年中に10万店を超える見込み。普及ペースは、JCBの2倍。各社が銀聯の加盟店開拓を急ぐのは、中国人観光客による利用が急増しているため。現在の加盟店は大都市の大型店が中心であるため、地方の観光地での加盟店開拓を急いでいる。自治体は、決済システムを導入する店への助成金制度を導入している。

※参考
2012年1月18日 日本経済新聞 電子版
「銀聯カード加盟店開拓、JCBなど15万店に 中国人客取り込み」

2012年02月08日
法律事務所ホームワン