企業法務コラム

M&A、17%減の65件 11年の九州・沖縄企業

九州・沖縄に本社を置く企業が2011年に関わったM&A(合併・買収)件数が前年比17%減の65件だったことが分かった。東日本大震災を受け国内案件が減ったことが響き、4年連続のマイナス。ただ、下期(7-12月)は前年同期を上回るなど、企業がM&Aへの積極姿勢を取り戻しつつある。円高基調は海外企業買収に追い風となり、12年は増加に転じる可能性もある。
後継者難に直面したオーナー系企業が大手企業の傘下に入り、事業継続を目指すケースが目立った。西日本鉄道は酒販店などの運営会社、あんくるふじや(佐賀市)の全株式を創業家から取得し、店舗網拡充に乗り出した。調剤薬局のトータル・メディカルサービスは医薬品卸事業などを手掛けるメディックスジャパンホールディングス(福岡県古賀市)の全株式を創業家から取得し、同事業に参入した。

※引用
2012年1月18日 日本経済新聞
「M&A、17%減の65件 11年の九州・沖縄企業」

2012年01月31日
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