企業法務コラム

東芝、日立、ソニーが新会社 中小型液晶を統合

東芝、日立、ソニーの大手電機3社は31日、中小型液晶パネル事業を統合し、2012年春にも新会社を設立することで基本合意したと発表した。新会社には官民出資ファンドである産業革新機構も出資する。3社合わせた市場シェアは20%を超えて世界首位となり、急成長する韓国、台湾勢に対抗する。
新会社の名称は「ジャパンディスプレイ」。電機3社は関連子会社の全株式を新会社に譲渡するほか、産業革新機構が2000億円の第三者割当増資を引き受ける。新会社の株式保有比率は同機構が7割、3社が各1割ずつとする予定。
新会社の事業規模は、12年3月期の売上高が3社の単純合算で約5700億円になる見込みで、従業員数(11年4月時点)は約7600人。16年3月期に売上高7500億円以上を目指し、この頃までに株式も上場させる方針だ。

※引用
2011年8月31日 時事ドットコム
「東芝、日立、ソニーが新会社 中小型液晶を統合」

2011年09月16日
法律事務所ホームワン