企業法務コラム

サントリー 、シンガポールに東南アジア統括会社

サントリーホールディングス(HD)は17日、東南アジアでのM&A(合併・買収)戦略などを統括する新会社をシンガポールに設立すると発表。本社から15人程度を派遣してM&Aのための情報収集や交渉業務のほか、現地の清涼飲料会社への投資やグループ会社の経営管理などを手掛ける。意思決定のスピード を速め、成長する同地域での事業展開を加速する。新会社「サントリー食品アジア社」は、サントリー食品インターナショナルが全額出資し、9月1日から事業を開始。東南アジアでの情報収集や投資判断、戦略立案といったM&A関連の権限を委譲する。またタイやインドネシアにあるグループ会社を傘下に置き、現地での事業拡大を推進。将来は現地の人材を採用し、日本や欧州、オセアニアのグループ会社間で人事交流を進めて企業のグローバル化を促す。

※参照
2011年8月17日 日経新聞電子版
「サントリー、シンガポールに東南アジア統括会社」

2011年08月25日
法律事務所ホームワン