企業法務コラム

東北6県 5月の倒産倍増54件。負債総額62%増

帝国データバンク仙台支店が7日発表した東北6県の5月の企業倒産集計(負債1千万円以上)によると、倒産件数は54件で前月比で倍増、負債総額も73億7200万円と62・3%の大幅増となった。県別では福島が17件と最も多かった。このうち6件が震災関連の倒産。
次いで岩手10件、秋田8件、宮城7件、山形・青森が各6件。負債総額も福島が24億5900万円と最も多かった。
業種別では、建設業が20件で最多。卸売業が11件、小売業とサービス業が各9件、製造業が3件、運輸・通信業と不動産業が各1件。
同支店は「震災に伴う特例措置や返済猶予などで持ちこたえている企業が多くあり、当面はこの程度で推移するだろうが、半年後はどうなるのか心配」としている。

※引用元
2011年6月8日 産経新聞
「5月の倒産倍増54件 負債総額62%増 東北6県」

2011年07月21日
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