企業法務コラム

わいせつが懲戒の過半数 教職員不祥事相次ぐ_愛知

名古屋市守山区の男性高校教諭(33)が1年の女子生徒(16)にストーカー行為をしたとされる問題で、県教委は3日、この男性教諭を懲戒免職処分にした。教職員の懲戒処分は2010年度は18件と09年度より5件増加。
うち、わいせつ行為は11件と半分以上を占め、識者はモラル向上のほか、学校現場の改善も必要と指摘している。県教委は昨年3月に「児童生徒と安易にメールのやりとりを行っていませんか」などと注意を呼び掛けるカードサイズのチェックリストを作製した。
48,000人の全教職員に携帯を義務付けたが、続発する不祥事を受けて3月中に改訂版と啓発冊子を再度配布する予定だ。県教委の担当者は「不祥事を起こさない意識を、一人一人に繰り返し徹底させるしかない」と、子どもを指導する立場の教職員のモラル向上に全力を挙げる方針だ。

※引用元 
2011年3月4日 中日新聞
「わいせつが懲戒の過半数 教職員不祥事相次ぐ」

2011年03月10日
法律事務所ホームワン