企業法務コラム

リンナイの給湯暖房機、22万台リコール

ガス機器製造大手のリンナイ(名古屋市)は3日、同社が開発・製造し、各地のガス会社などが販売した給湯暖房機の一部に不具合があったとして、経済産業省にリコール(無償修理)を届け出た。対象は2003年3月~09年10月までに製造した計54機種で約22万台。浴槽の湯が設定した温度より過熱し、70度まで上昇する可能性があるという。
2008年2月ごろから以上加熱の不具合を把握し、これまでに286件の自主修理を行っていたが、「やけどする確率は極めて低い」として、顧客に周知していなかった。
森錦司・執行役員は「判断が甘かった」と謝罪した。

※参照ニュース 
2011年2月3日 読売新聞
「リンナイの給湯暖房機、22万台リコール」

2011年02月14日
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