企業法務コラム

低品質鉄鋼石の利用にめど

新興国での需要増で原料価格は高騰圏にあり、鉄鋼各社は品質が低く、価格の安い鉄鋼原料の利用を本格化することで、生産コストを抑えようとしている。

神戸製鋼は2013年にも、ベトナムに建設する独自設備で、不純物の多い鉄鉱石から生産した製鉄原料を輸入し、国内の製鉄所で採用し、コストを最大半減させる。新日本製鉄は高品位の石炭より約2割安い粉状の石炭の利用を拡大する。

※ 参照ニュース
9月6日 日経新聞 電子版
「鉄鋼、割安原料を本格採用、独自技術で製品品質確保、生産コスト抑制、神鋼、新日鉄」

2010年10月08日
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