企業法務コラム

米企業、設備投資を大幅増大

8月6日に発表された7月の雇用統計で、米雇用回復のペースの鈍化が鮮明になったのに対し、米企業による第2四半期の設備・ソフトウェアへの投資は、年率で21.9%増加した。この増加率は、ITブームに沸いた1998年以来の大幅な伸びとなり、過去2回の景気後退後の伸びをはるかに上回っている。

さらに、10日の労働省の発表によると、第2四半期の労働生産性は前期比年率-0.9%となった。生産性が上昇しなかったのは2008年以来のことである。

※ 参照ニュース
8月11日 ウォールストリートジャーナル
「米企業、設備投資の大幅増額も生産・人員増強には慎重」

2010年09月03日
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