企業法務コラム

米、雇用者数予想下方修正も雇用の回復には時間がかかる見込み

ゴールドマン・サックス(GS.N: 株価, 企業情報, レポート) は1日、米労働省が2日に発表する3月の雇用統計について、非農業部門雇用者数の見通しを当初の27万5000人増から20万人増に下方修正した。ロイターがまとめたエコノミスト予想の中間値は19万人の増加。

雇用問題をめぐっては、ガイトナー米財務長官は1日、米NBCテレビのインタビューで、「今後全国的に雇用は増えていくが、失業率はしばらくの間非常に高い水準にとどまるだろう」 と語った。景気回復後も金融危機以前の雇用水準には戻らない可能性に関しては、「時間がかかることは心配している」と明確な回答を避けた。

※ 参照
4月2日 ロイター
「3月米非農業部門雇用者数予想を20万人増に修正=ゴールドマン」

4月2日 日本経済新聞 電子版
「米財務長官「失業率、しばらく高水準」 」

2010年04月02日
法律事務所ホームワン