企業法務コラム

石炭火力発電先端技術をアジアに輸出 CO2排出削減

三菱重工業が受注契約した、インドネシアのパイトン発電所増設プロジェクト(PaitonⅢ Project)が、融資契約が整ったことを受けて本格的に動き出す。日英企業などが出資する発電事業会社、パイトン・エナジー社(PT.Paiton Energy)向けの出力81.5万kWの超臨界圧石炭焚き火力発電所を建設するもので、同国の石炭焚き火力としては最大級かつ最高効率の発電所となる。運転開始は2012年。

超臨界圧石炭焚き火力発電は、通常の亜臨界圧火力に比べ発電効率が高く、石炭の消費量を抑えるとともに、CO2の発生量も削減できるのが特徴。

※ 参照ニュース
4月14日 朝日新聞
「三菱重工業、インドネシアのパイトン発電所増設プロジェクトが本格始動」

4月14日 三菱重工業株式会社 プレスリリース
「三菱重工が受注した、インドネシア最大の火力発電所増設プロジェクトが本格始動」

2010年04月20日
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