母子感染について

母子感染でB型肝炎に感染した方は給付金の請求ができます

B型肝炎ウイルス(HBV)に感染している母親から産まれる子供は、産道等で血液を介して感染する可能性があります。産まれた時に母親から子供へB型肝炎ウイルスが感染することを、母子感染といいます。母親がB型肝炎ウイルス給付金の支給対象である一次感染者の場合であって、母子感染が認められた場合、子供は二次感染者になり給付金の対象者となります。

ただし、給付金を受給するためには、母親が給付金の対象者であることを証明するとともに、ご自身が母子感染したことをあわせて証明する必要があります。母子感染の疑いがある場合、まずはご自身がB型肝炎に感染しているかどうか確かめるために、肝炎ウイルス検査を受けることをお勧めします。

母子感染の証明書類

母子感染を証明する資料は、以下の3つの要件に沿ってご説明します。

要件1.二次感染者の母親が一次感染者の要件を満たすこと

母親が、一次感染者として認定される要件に関するそれぞれの資料

要件2.二次感染者が持続感染していること

必要な資料:①または②

  • 6か月以上の間隔をあけた連続した2時点における、以下のいずれかの検査結果
    • HBs抗原陽性
    • HBV-DNA陽性
    • HBe抗原陽性
  • HBc抗体陽性(高力価)

①も②も確認できない場合、医学的知見を踏まえた個別判断により、B型肝炎ウイルスの持続感染が認められる場合があります。

要件3.母子感染であること

必要な資料:①または②

  • 二次感染者が出生直後に既にB型肝炎ウイルスに持続感染していたことを示す資料
  • 二次感染者と母親のB型肝炎ウイルスの塩基配列を比較した血液検査(HBV分子系統解析検査)結果

そのほかにも、母子感染とは異なる原因の存在が確認されないことを立証する方法も認められています。そのためには、以下の条件をすべて満たす必要があります。

  • 二次感染者の出生前に母親の感染力が弱かったこと(HBe抗原が陰性であったこと)が確認されないこと
  • 二次感染者が1985(昭和60)年12月31日以前に出生していること
  • カルテなど医療記録に母子感染とは異なる原因の存在をうかがわせる具体的な記載がないこと
  • 父親が持続感染者でないか、もしくは父親が持続感染者の場合であっても、二次感染者と父親のB型肝炎ウイルスの塩基配列が同定されないこと
  • 二次感染者のB型肝炎ウイルスがジェノタイプAeでないこと

給付金額について

一次感染の場合と同じ金額が支給されます。

  • 死亡・肝がん・肝硬変・・・3600万円(発症後20年を経過している方は900万円)
  • 肝硬変(軽度)・・・2500万円(発症後20年を経過している方は300~600万円)
  • 慢性肝炎・・・1250万円(発症後20年を経過している方は150万~300万円)
  • 無症候性キャリア・・・50万円+定期検査費用等

あわせて、弁護士費用として、訴訟等にかかる給付金額の4%が支給されます。

弁護士費用については詳しくはこちら

B型肝炎給付金請求に関するご相談は何度でも無料です。