企業法務コラム

25年度中小企業技術革新挑戦支援事業」の公募開始 今年の課題は障害者自立支援

中小企業庁により、平成25年度「中小企業技術革新挑戦支援事業」の公募が開始された。
今年度のテーマは、平成26年度の厚生労働省「障害者自立支援機器等開発促進事業」に応募することを前提に、探索研究・実証実験(F/S)を実施する内容。
以下の4分野が対象となる。
1. 肢体障害者の日常生活支援機器の開発
2. 視覚障害者の日常生活支援機器の開発
3. 聴覚障害者の日常生活支援機器の開発
4. 障害者のコミュニケーションを支援する機器の開発
その他の要領は以下の通り
[公募期間] 平成25年5月31日(金)~平成25年6月20日(木)
[実施期間] 8月~2月末までの7ヶ月程度
[委 託 額] 300万円程度/1件

※参考
中小企業庁ホームページ
平成25年度「中小企業技術革新挑戦支援事業」の公募を開始します
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2013/130520Challange.htm

(評)
探索研究・実証実験(F/S:フィージビリティ・スタディ)とは、 新製品や新事業に関する実行可能性や実現可能性を検証する作業のこと。具体的には、申請の根拠となる技術の科学的な検証、技術動向調査及び市場調査等による技術的メリットの具体化並びにビジネスプランの作成等を行って、技術開発の実施計画の精査、事業の実現可能性の見通しをつけることをいう。
厚生労働省「障害者自立支援機器等開発促進事業」については、以下のホームページを参照されたい。

※参考
厚生労働省ホームページ
平成25年度障害者自立支援機器等開発促進事業の公募について
http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/cyousajigyou/02.html

法律事務所ホームワン 代表弁護士 山田冬樹

2013年06月21日
法律事務所ホームワン