企業法務コラム

パソコン出荷11年ぶり減少。スマホ普及が進む

米調査会社IHSアイサプライは10日、2012年の世界のパソコン出荷台数が3億4870万台となり、前年より1.2%減るとの予測を発表した。年間のパソコン出荷が前年比で減少するのは、ITバブルが崩壊した01年以来、11年ぶり。

※引用
2012年10月12日 朝日新聞デジタル
「パソコン出荷、11年ぶり減少 スマホなど普及」
http://www.asahi.com/business/update/1011/TKY201210110449.html

(評)
どこの会社も業績が振るわない中、景気が良いのはスマホ関連企業ばかり。今やスマホが世界経済を動かしている。
それに対し、パソコンはスマホに駆逐される一方だ。インテルは、薄くて軽い「ウルトラブック」をパソコン復活の起爆剤にしようとしたが、完全に当てが外れている。
パソコンが書籍に代わり、今度はスマホがパソコンに代わった。知識は益々薄くて軽くなるばかり。かつて、大宅壮一が、テレビが「1億総白痴化」をもたらすと喝破したが、スマホもその類かもしれないと思うのはオジサンの証拠か(筆者は53歳)?

法律事務所ホームワン 代表弁護士 山田冬樹

2012年10月16日
法律事務所ホームワン