企業法務コラム

日本企業:海外M&A最多 241件、円高が後押し--今年度上期

日本企業による海外企業のM&A(合併・買収)が11年度上期(4~9月)は前年同期比31%増の241件となり、半期ベースで過去最高となったことが24日、分かった。長期的な円高傾向が日本企業の海外進出を促すと同時に、円建ての買収金額を割安にしていることもあるようだ。M&A助言会社レコフが、M&Aの発表案件をまとめたもので、これまでの最高は89年度下期の236件だった。
海外企業のM&Aは、08年のリーマン・ショックなどで減速し、09年度上期を底に回復を始めた。今年度上期は10年度下期に比べて件数で2割増。金額では前年同期比2・2倍の3兆1250億円で、リーマン・ショック直前の08年度上期(5兆5710億円)以来、3兆円を超えた。

引用
毎日新聞 2011年10月25日
「日本企業:海外M&A最多 241件、円高が後押し--今年度上期」

2011年11月09日
法律事務所ホームワン