企業法務コラム

農水省、「食料産業局」を新設-1次から6次産業へ

農林水産省は9月1日付で、農林水産業と第2次、第3次産業を融合・連携させる「6次産業化」を進めるための機構改革を行う。これまで、農水省の6次産業化は主に総合食料局食品産業企画課の六次産業化戦略室が取りまとめていたが、同室や官房国際部にある輸出促進の業務などを取り込み「産業連携課」として発足。また、バイオマスの事業化や研究開発支援を手がける官房環境バイオマス政策課を「バイオマス循環資源課」に、種苗を審査する生産局知的財産課を「新事業創出課」にそれぞれ組織替えした。
6次産業化は、農林漁業の生産と加工、販売までの一体推進、農林水産業の情報化、2次産業や3次産業のノウハウ、経営手法などを活用する新しい農業の考え方。分野が多岐にわたるため、農水省内でも関連する課室が各局に分散していたが、新局に一元化することで環太平洋連携協定(TPP)の推進にも対応するほか、エネ政策を行う経済産業省との連携も進める。コメ政策はそのほかの農畜産物を所管する生産局に移行する

※引用
2011年9月1日 中小企業ニュース
「農水省、「食料産業局」を新設-1次から"6次"産業へ」

2011年09月07日
法律事務所ホームワン