企業法務コラム

機械受注は4カ月ぶり減少、予想をも下回る

4月の機械受注は、前月比で4カ月ぶりにマイナスとなり、事前予想も下回った。
東日本大震災で打撃を受けた生産活動の回復は徐々に進んでいるものの、製造業を中心に新規設備投資への慎重姿勢が示された。4-6月期の見通しは、前月に続き大幅な伸びを予想している。内閣府は今回の結果について、大震災による設備投資のキャンセルが明確に出ている事例は少ないと説明。単月の動向ではなく、ならして見る必要があると指摘している。
また内閣府は今回から「通信機」に分類されていた携帯電話を調査対象から除外、過去のデータも修正した。携帯電話は個人消費向けで、「設備投資の動向を把握しようとする意図で作成されている機械受注の調査対象としてはなじまない」と説明している。

※引用元
2011年6月13日 ブルームバーグ
「機械受注は4カ月ぶり減少、予想下回る-判断「一部で弱い動き」(2)」

2011年07月20日
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