企業法務コラム

EU、ギリシャ問題について声明を表明

EUのユーロ圏財務省会合は、ギリシャ問題について以下の点を声明した。

①次回融資(第1次支援分)は7月中旬に行うが、ギリシャ議会が財政改革のための必要法案を成立させることが必要条件となる。
②追加の第2次支援(1100億ユーロ)に当たっては民間金融機関に「債務切替(ロールオーバー、実質的には支払い猶予)」を実施する。債務切替は格付会社にデフォルト(クレジットイベント)と受け取られないように、「非公式かつ自発的」なものとする。

※参考
日本経済新聞 6月20日夕刊
「ギリシャ2次支援民間負担 国債保有維持で ユーロ圏財務省会合」

2011年06月24日
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