企業法務コラム

堀越学園のメーンバンク、整理回収機構に債権譲渡

創造学園大学などを運営する学校法人堀越学園(王豊理事長、高崎市)の経営問題を巡り、メーンバンクだった群馬銀行が、同学園所有の土地・建物などを担保にした債権を整理回収機構に譲渡したことが8日、明らかになった。
同行は担保物件に貸付限度額を定める根抵当権を07年8月までに設定していたが、10年11月に貸付額を確定する「元本確定」を行い、2月16日付で同機構に譲渡した。
同機構の広報担当者も「個別の案件の話はできないが、一般論としては、生徒に配慮して債務者(学園)と話し合っていくことになる」と話している。09年3月末現在の財務書類によると金融機関からの借り入れや未払金などの負債が約36億円あり、うち同行からの借入金は約15億円とみられる。東京・中野で堀越高校を運営する堀越学園とは別法人。

※引用元 
2011年3月9日 毎日新聞 地方版
「堀越学園:経営問題 群馬銀、整理回収機構に債権譲渡/群馬」

2011年03月28日
法律事務所ホームワン