企業法務コラム

新日鉄と住友金属 合併検討_世界2位に

国内鉄鋼最大手の新日本製鉄と3位の住友金属工業は3日、2012年10月をめどに合併する検討を始めたと発表。海外展開を加速させて新興国などでの旺盛な鉄鋼需要に対応し、鉄鋼業界の競争激化を乗り切るのが狙い。両社によると10年の粗鋼生産量の規模では、あわせて世界2位クラス(09年実績では4位)に浮上するという。合併は公正取引委員会の承認が前提となる。
今回、新日鉄と住金は合併によって人材や資金の効率的な配分を目指す。中国や東南アジア諸国連合(ASEAN)、インド、中南米など世界的な生産・販売体制の再構築を進め、成長著しい新興国の市場を開拓したい考えだ。

※参照ニュース 
2011年2月3日 asahi.com
「新日鉄と住友金属、合併を検討 粗鋼生産、世界2位に」

2011年02月10日
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