企業法務コラム

帝国データバンク・東京支社が発表、都内の倒産件数

帝国データバンク東京支社が、東京都内の2010年の倒産件数(負債額1千万円以上)を発表した。それによると2452件で、前年比10%減。ただ、中小企業の倒産件数は依然として高く、都内の企業経営環境が本格的に回復するにはまだ時間がかかりそうとのこと。
業種別では、サービス業が749件(前年比9%減)で最も多く、卸売業(14%減、456件)や建設業(2%減、377 件)が続いた。倒産要因は販売不振が63%を占めた。
10年は倒産件数が減少したものの、11年の見通しには不透明感もあり、帝国データの東京支社は「11年に中小企業の倒産件数が減少に転じる可能性は低い」とみている。

※参照ニュース 
2011年1月13日 日本経済新聞 電子版
「都内の倒産件数、4年ぶり減 10年民間調査」

2011年01月28日
法律事務所ホームワン