企業法務コラム

中国、米欧向けのレアアースの輸出も制限か

10月19日付のニューヨーク・タイムズ紙(電子版)によると、中国政府が日本に次いで、米国や欧州向けのレアアースの輸出も18日から停止する措置を採ったと報じた。これを受け、米通商代表部(USTR)は、事実なら世界貿易機関(WTO)協定違反の疑いもあるとして、調査していることを明らかにした。

さらに同日付の中国英字紙チャイナ・デイリーによると、中国が2011年のレアアース輸出割り当てを最大30%削減する、と報じた。輸出制限について中国は、「資源枯渇の恐れ」からの制限であり、レアアースを政治的道具として使うことはないとしているが、外国の輸入業者は、輸入コストを押し上げ、ハイテク業界に打撃を与えるとともに、国防当局を苛立たせることを狙っていると懸念している。

※ 参照ニュース
10月20日 プレジデント・ロイター
「レアアース、欧米向けも輸出停止」
10月20日 ウォールストリートジャーナル
「中国、さらにレアアースの輸出制限か」

2010年10月25日
法律事務所ホームワン