企業法務コラム

オバマ米大統領の輸出倍増計画に疑問の声も

オバマ米大統領は3月11日、今後5年間で輸出を倍増し200万人の雇用を創出する「国家輸出戦略」の概要を発表した。「輸出促進閣僚会議」を創設し政府を挙げて輸出を支援する一方、企業経営者らでつくる「大統領輸出評議会」で輸出拡大策を議論し、官民の協力体制も強化するという。

これについて、ダニエル・ドレズナー氏(米タフツ大学フレッチャー法律外交大学院教授)は、「5年でアメリカの輸出が倍増する可能性は小さいが、ありえないことではない。しかし、オバマの国家輸出戦略には輸出を増やす効果などない」との見解を示した。

※ 参照ニュース
3月15日 NEWSWEEK
「オバマ「輸出倍増」計画は茶番だ」

2010年03月24日
法律事務所ホームワン